こんにちは!

ノリコです。

「炭水化物を抜くと、瘦せる。」

という意見が、ココ数年の流行りだね。

あ、ちなみに炭水化物っていうのは、糖質+食物繊維
ちまたでいう炭水化物の負のイメージはこの糖質のせいだね。
だから、炭水化物ではなく、「糖質」制限を主張する人もいるよね。

一方、「いーや!炭水化物抜くなんて、健康に悪いの!ご飯食べても瘦せるのよ!」
と主張する人もいるよね。


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まー、私はご飯大好きだから、ご飯抜くくらいだったら、瘦せなくてもよろしくてよ。
と思っちゃう方なので、炭水化物抜きダイエットには、興味なかったの。

でも、このあたりでちゃんと、両方の意見を聞いておこう〜って、思って、いろいろ本を読んでみたよー。

近所の本屋さんで、ダイエット関連の食事本、300冊くらいはパラパラ手にとってみた。
オール立ち読みね〜。すごい迷惑な客だよね。

でも、その中から勝ち抜いた20冊くらいを、ちゃんと買って読んだぜよ。

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で、「炭水化物(糖質)抜くべき&減らすべき派」「炭水化物はきちんと摂るべき派」の双方のご意見しかと読みました。

なので、ちょっとまとめてみた。

炭水化物(糖質)抜くべき&減らすべき派

・ご飯やパンなど、主食になっている炭水化物は、ほとんど糖質である!ご飯一杯=角砂糖10個分。

・糖質は栄養がない。

・糖質の多い食事を摂ると、血糖値が上がり、インスリンが分泌。糖を脂肪として皮下に蓄積させる。
つまり、太る!

・過度に糖質の多い食事を続けると、インスリンがうまく働かなくなる。すると、太りやすくなり、疲れやすく、空腹を感じやすくなる。

・糖質を制限すると、腸内細菌が飢え、体脂肪を燃やすように働く。

・糖質は、中毒性があるから、もっと食べたくなる。

・そもそも、人類の歴史の中で、こんなに糖質をとっていたことはない! 農耕がはじまったのは人類の歴史からしたら、つい最近。長い間、人類は炭水化物ではなく、タンパク質や脂肪中心の食生活だった。人の身体は、糖質を代謝するのに向いていない。

脳のエネルギー源は、糖でなく、脂肪である。

などなど。

次!

炭水化物はきちんと摂るべき派

・糖質制限食は、糖尿病のための食事法で、健康な人には必要ない。

・糖質制限食を20年〜30年続けている人のデータがないから、本当に健康によいのか疑問。

・まったく炭水化物を摂らないなどの過度な糖質制限を続けると、ドライアイなど粘液の異常があったり、睡眠の質が下がったり、甲状腺がダメージを受けたりするという報告もある。

・ご飯はほとんど糖質で角砂糖10個分と言われるが、ご飯一杯と角砂糖10個分では、身体に入ったときの働きが全く違う。だからその主張はナンセンス。

・白米を玄米にしたり、雑穀をまぜることで、効率よく糖を燃やすことができ、ご飯をしっかり食べながら、ダイエットできる。

・精神の安定にかかせないセロトニンは、でんぶんと糖から生成される。

・食事には、満足感も大事である。糖は脳に快感を与える。またセロトニンの分泌も満足感につながる。
炭水化物抜きは、満足感を感じにくく、食事をコントロールしていることがストレスになりやすい。

・ストレスを感じながら、糖質制限食をしていると、逆にストレスホルモンのコルチゾールが増え、脂肪を蓄積しやすくなる。

・長年、人類が食べていた原始食に、炭水化物はほとんどなかったという説があるが、狩猟だけではなく、採集がメインだった。豊富にあったドングリなどが主食で、ドングリの主成分は糖質75%ほど。米の糖質は73%くらいなので、ほとんど変わりない。だから、原始時代も炭水化物をたくさん食べていた

・炭水化物は、安定的な身体のエネルギー源である。

うん。

両方とも、それぞれ、なるほどね〜。と思ったよ。

まあ、私はご飯大好き派だから、「ちょっとそっちより」という前提で読んでほしいけど、


ダイエットしたい=ご飯抜く

 

っていうのは、短絡的かな。
特に、女性は男性よりも身体は繊細にできているので、男性にOKな食事でも女性にはダメージになることもあるの。

ただ、やっぱり糖分多いと、太ることは太る。

なので、瘦せたいときは、やっぱり糖分はコントロールしなくちゃ。

でもご飯よりも、まずはお菓子をやめた方がいいね。当たり前なんだけど。
普通に売っているお菓子は、食品添加物もたっぷり、糖分もたっぷり、よくない油もたっぷりのことが多いから。あと、ジュースとか清涼飲料水もね。

そして、加工食品。これも糖分やら、食品添加物やら、よくない油、いろいろ入ってる。
(油については、また今度ね)

そういったものをやめるだけでも、かなりの糖質制限になるよ〜。

そういうのもやめた上で、なんだけど、次のような人は少し主食の炭水化物を減らすのもアリだと思う。


糖質を制限した方がいい人

・かなり脂肪を落としたい人。

・動くのがおっくう。運動をしようという気になれない。

・疲れやすい。

・昼間なのに、眠くなる。

・すぐにお腹がすいて、ずーっと食べ続けてしまう。

こういう症状って、どこからくるかと言うと、インスリンの働きがちょっとおかしくなってることかららしいの。まあ、病気ってわけじゃないけど、そのまま何十年もいくと、ヤバいぜ糖尿病予備軍。てとこかな。

だから、インスリンの働きを正常に戻すまで、糖質を制限する。でも、タンパク質や脂肪はたっぷり摂る。
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ビタミン&ミネラルも。
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炭水化物を全く食べないっていうのは、ストレスになる人も多いから、量を減らすくらいがいいのではないかな〜と思うけど。そのあたりは、個人差あるから、自分で判断だね。がんばり過ぎないこと。

しかし、こういう食事に関する本を読んでいると、ほんとに真っ向対立だね〜。
なぜか、食に対する主義主張は、すごく感情的になるね。

やっぱり、食べることは人間の本能だから、食に対する考えは「信念」なんだよね。

肉食 VS 菜食 とかもね。

結局、どんな食事がいいのかは、その人によって違うんだよね〜。

生まれ育った国、地域、男性、女性、人類学的違い、遺伝子の違い、・・・
いろーんなバックグラウンドの違いで、身体の中の働きも少しずつ違うから。

だから、何が一番いいのか、選ぶのは自分。

ということだね。

ちなみに、この本、面白かったな〜。

この著者の特徴は、「カビ毒」にすごく敏感なこと。そうすると主張もいかにカビ毒を避けるかっていうことに偏る。そんなに影響あるかな〜? ちょっと疑問。
あと、この本に書いてある食材を揃えるのは大変。日本ではかなーり入手難しい。

でも、私が手に取った300冊の中では、一番内容が充実しているし、面白かった!

理論はそんなに詳しく書いてないけど、日本の女子には、こういう食事がいいと思うな。

イロイロ試してみるのもいいと思う!

では、またね!

 

 


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